多店舗展開での生産性の高い売り場づくり(3/3)

多店舗展開での生産性の高い売り場づくり(3/3)

当社では『印刷のプロ』として、ハード面の品質(RGB6印刷や、カタログ診断、カラーマネジメントシステム等)だけでなく、ソフト面(マーケティング理論に基づく紙面デザインやDMのBPOサービス)でもお客様のお役に立てるよう、日々努力を続け、実績を上げております。今回はその中から当社エグゼクティブデザイナー石山執筆による『マーケティングコラム(多店舗展開編)』を全3回に渡って紹介させていただきます。店頭プロモーション・企画ご担当の方、お客様の購買意欲アップにご興味のある方の参考になれば幸いです。

進化する売り場!効果測定と改善活動
多店舗展開で、生産性の高い売り場へ進化させるにはプロモーション実施の効果測定と店頭演出資材の改良が必要です。改善のためのPDCAをどのように回せばよいのでしょうか。売り場改善活動のPDCAを説明します。

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C(チェック)からスタートさせる準備のPDCA
PDCAはPからスタートだけではありません。Cからのスタートを紹介します。通常プロモーションを企画する場合いきなり企画を立てるのではなく、今までの実績や今の状況を十分把握する必要があります。つまりチェックからのCスタートになります。現状を把握した後、Aの企画の作成になり、実施へと進行します。これが準備段階のPDCAです。プロモーションがスタートしたのちは従来のPDCA循環活動になります。

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生産性の高い売り場づくりPDCA=キーストーン活動
これまでに説明しましたように生産性の高い売り場づくりには、PDCA活動が必要です。このことをキーストーン活動と呼んでいます。キーストーンとは日本語では「要石」です。これは囲碁の「黒碁石」で、先手定石をうつことです。状況の把握としてのサイトパトロールはプロモーション企画において重要な作業です。この作業はなぜ行うか、それは今後の状況を予測するためです。より速く予測を行い施策を準備し実行していく。これを先手、先手で進めることで売り場の生産性が大きく向上します。この先手黒碁石=キーストーン活動をいろいろな業務に活用してみてください。

土山印刷では「生産性の高いツールづくり」をテーマに、カタログやDM制作担当部署向けにセミナーを実施し、手法改善活動をお手伝いしています。お気軽に、お問合せ、ご相談ください。マーケティングミックス・クリエイティブワークについての専門的な解説をいたします。

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石山智男 略歴
1954年福岡市天神(中央区今泉)生まれ。1977年からプロダクションデザイナー、アートディレクターとして、広告制作、レタリングデザイン、パッケージデザイン開発等を担当。1992年からコカ・コーラ社マーケティングプログラムのガイド制作や実施活動支援を担当。「生産性の高い売り場づくり」実現のためのスペースマネジメントをカタログや店頭演出に応用した理論を構築。またクリエイティブワークをスピーディに行うための企業セミナーを開催。ブランディング領域でもイオンプライベートブランド「トップバリュー」のパッケージデザイン開発など多数。2012年から土山印刷に入社。マーケティングミックス・デザインワークのコーチングを担当。シニアホビーコンサルとして書道、楽器演奏、スポーツの楽しみ方の紹介活動を行っている。