生産性の高いダイレクトマーケティング活動(3/3)

生産性の高いダイレクトマーケティング活動(3/3)

当社では『印刷のプロ』として、ハード面の品質(RGB6印刷や、カタログ診断、カラーマネジメントシステム等)だけでなく、ソフト面(マーケティング理論に基づく紙面デザインやDMのBPOサービス)でもお客様のお役に立てるよう、日々努力を続け、実績を上げております。今回はその中から当社エグゼクティブデザイナー石山執筆による『ダイレクトマーケティングコラム』を全3回に渡って紹介させていただきます。DM制作コストを見直されたい方、ユーザーの心に届くツールを提供したいとお考えの方の参考になれば幸いです。

ツール開発費用だけでなく全体予算の設計をする
DM活動は、複数の作業で構成されています。送付するDMやカタログ作成とDMの発送、そしてフォロー作業です。またMA(マーケティングオートメーション)のシステムを活用することも効果的です。これらの作業は、部署が分かれて行われる場合がありますが、重要なのは、成果目標に対しての予算配分です。よりたくさんのユーザーへ送付する場合は郵送費用が多くなります。また、限定ユーザーへの特別企画であればDMの形状やパンフレットの製作費用に予算が配分されます。また、販売後のアフターフォローが必要な企画では、コールセンターやそのスタッフに費用が掛かります。つまりDM戦略には全体の予算設計が必要です。

DM3

カタログ形状と配送費用をトータルで予算設計する
DMキットの形状と運送費用はセットで検討する必要があります。つまり、どのような形状が効果的で、その形状であればどのような運送手段が最適なのか。これを別々に設定するとコスト面での損出が出る場合があります。また、配送コストは都心部であれば全国広域配送にくらべて条件のいいメニューがありますので。比較検討する必要があります。コールセンターを活用する場合も、アプローチトークの作成やメッセージの統一が必要で、効果的なトークスプリクトを作成します。そのためのトレーニングにも時間と予算を設定する必要があります。

 

ダイレクトメールでのマーケティングに効果的なMAシステム
DM活動は、顧客行動特性の分析と行動予測が必要です。そのためにMAシステムを活用する手法があります。とくにメディアトリートメントによるwebsiteの閲覧追跡を使って、嗜好特性の把握を行い、DM活動に活かす手法です。このMAシステムは販売促進を支援する企業でのサービスの取り組みが始まっていますので、自社に合ったサービスを検討し採用するのがいいでしょう。

石山さん写真

石山智男 略歴
1954年福岡市天神(中央区今泉)生まれ。1977年からプロダクションデザイナー、アートディレクターとして、広告制作、レタリングデザイン、パッケージデザイン開発等を担当。1992年からコカ・コーラ社マーケティングプログラムのガイド制作や実施活動支援を担当。「生産性の高い売り場づくり」実現のためのスペースマネジメントをカタログや店頭演出に応用した理論を構築。またクリエイティブワークをスピーディに行うための企業セミナーを開催。ブランディング領域でもイオンプライベートブランド「トップバリュー」のパッケージデザイン開発など多数。2012年から土山印刷に入社。マーケティングミックス・デザインワークのコーチングを担当。シニアホビーコンサルとして書道、楽器演奏、スポーツの楽しみ方の紹介活動を行っている。