製版ディレクションによるカタログの色品質のアップ

製版ディレクションによるカタログの色品質のアップ

昨年より当社では総合カタログ戦略のプロジェクトが全社的に立ち上がりました。製造部でも色々なミッションがありますが、その中でも重要なミッションとして総合カタログの品質管理があります。総合カタログの品質管理は各工程でそれぞれ行いますが、今回は製版の色調品質のための製版ディレクションについてご紹介したいと思います。

総合カタログ戦略が立ち上がる以前より色々な商材で製版のディレクションを行っていましたが、印刷の品質で重要な色調については、製版での技術が品質を左右すると言っても過言ではありません。どんなに上手く印刷をしても、元のデータが悪ければ良い印刷物はできません。土山製版課の課員は印刷の品質を担っているという自覚を持って作業を行っています。

製版のディレクターは印刷の色調の品質をより良いものにするために、お客様とお話する時にいつも心がけていることがあります。

1.お客様が何を望んでおられるか?
2.お客様のイメージを自分の頭の中に正確にイメージできているか?
3.お客様は何にお困りになっているか?
4.今までにどんなトラブルがあったか?
5.お客様に提案できる具体的な事はないか?
この5点を常に意識して、お客様のニーズを正確に把握するように努めています。 色調の打ち合わせでは、お客様が抱いているイメージを自分の頭の中に正しくイメージし、それを作業者に具体的に伝えるようにしています。また、製版ディレクターは製版工程だけではなく、印刷にも立ち会って校了どおりに印刷されているかを確認します。その時に色が出ない場合は、印刷で調整をするか、データに戻ってもう一度版からやり直すかを判断して校了紙どおりの色を再現します。

お客様のご要望に出来る限りお応えするように考えますが、どうしてもお応えできない場合があります。その時には何故ご要望どおりに出来ないかを技術的な理由を解りやすくご説明させていただいて、いくつかの代案を提案するようにして、お客様のご要望に少しでも近づくようにします。

製版は印刷の工程では最初になりますので、ここで間違ってしまうと最後まで影響が出る場合があります。製版のディレクターは印刷の品質全部に大きな責任があるという意識で業務に当たっています。