RGB印刷の構築~プロファイルの作成

RGB印刷の構築~プロファイルの作成

プロファイルとは?
パソコン、デジタルカメラやスキャナーなどの入力機器、ディスプレイ、カラープリンターや印刷機などの出力機器の間で色を合わせるために使うファイルです。このファイルにはそれぞれの入出力機器が発色できる色の領域と色再現特性が記述されており、カラーマネジメントを行うに当って必須となるファイルです。

RGB印刷には基準となる色が無いため、各社がそれぞれ基準を設定し、プロファイルを作成するので独自のプロファイルになります。当社のプロファイルは出来る限り自然な色を念頭に基準色を決めプロファイルを作成しました。

目次

プロファイル作成までの工程
印刷テストチャートデータの作成

ドットゲインカーブが決まれば、ICCプロファイル作成用カラーチャートを用意します。このチャートは6色(ヘキサクロームインクに順ずる)になっていて、このデータをイラストレータなどに配置します。このイラストレータのファイルはRGBモードで作られ、配置が終わるとEPS保存します。

画像:印刷テストチャートデータの作成

CTP版出力指示データ(出力チケット)の作成
通常の印刷では4色(CMYK)でしたが、RGB印刷ではオレンジとグリーンが追加され、CMYKのインキも通常のものとは異なり特殊なインキになるので、インキの色を数値に置き換えて指示データの中に登録します。

画像:CTP版出力指示データ(出力チケット)の作成

出力からテスト印刷
データができればCTPにてドットゲインカーブをはめ出力からテスト印刷
※高細線網は網点が小さいため、CTP出力と印刷の環境変動で不安定となるので充分な管理が必要となります。

刷り上がったチャートを測色機にて測色、データを保存

画像:刷り上がったチャートを測色機にて測色、データを保存

パラメーター設定・色分解設定
測色したデータを呼び出しパラメーター設定・色分解設定を行います。 テスト印刷物が満足できる色を刷ることが出来るまで、この手順を繰り返して最後のプロファイルを作成します。

完成
以上の内容でプロファイルを完成することができ、当社2009年度版カレンダーを作成するまでに至りました。(おかげ様で大変好評を頂戴しております。) 今後、これらのノウハウを更に積み重ね、より高品質な物をお客様に提供できるよう取り組んでまいります。

画像:当社2009年度版カレンダー